先日、実家に住んでいる母から久しぶりに嬉しそうな声で電話がかかってきました。聞けば、家の近くに子猫が捨てられていたらしく、親猫もいないため飼うことにしたということでした。私が子どもの頃から、家族みんな猫好きで、多い時は6、7匹ほど飼っていましたが、現在は一匹だけで15年以上生きているおばあちゃん猫です。新しい家族となった子猫にうかれている母でしたが、その数週間後、「ふく(子猫の名前)ちゃんがね!便秘で一週間も出てないの!どうしよう。」と電話がかかってきました。
一週間出ないのはちょっと危ないのかもしれないと思い、ネットで色々と調べてみると原因がいくつかわかりました。まず、一番重要なのが、親猫の母乳を飲まずに、牛乳ばかり飲んでいると子猫は便秘になりやすいそうで、完全にあてはまっていました。対策としては牛乳ばかり飲ませるのではなく、お水もあげてみたり、牛乳を少し水で薄めてあげるとよいそうです。子猫特有の症状らしいです。また、一緒に飼っている猫とトイレが一緒だと、ストレスを感じる猫ちゃんもいるようで、神経質な猫であれば、トイレを別々に分けてあげるとよいそうです。
あとは、お腹がはっていたら、マッサージをしてあげたり、おしりを温かくした布でマッサージして便を出やすくしてあげたり…。と色々使えそうなアドバイスを入手して、母に伝えました。試した結果、翌日には便がでたそうなので、効果があったようです。しかし、親猫がいないだけで、こんなに育てるのが大変なのですね。今まで飼ってきた猫たちはすべて親がいたので、特になにも苦労なくすくすくと育ってくれていたので、今回の件で勉強になりました。便秘自体が、人間特有のものという勝手なイメージを持っていたため、猫でしかも赤ちゃんがなりやすいというのは正直、驚きでした。便秘も回復したことですし、親がいなくてもこれからも元気に育って、りっぱな大人の猫に成長してくれることを願っています。